症例タイプ別一覧 @.平沢さん(31歳・男性) ランニング障害 A.渡村さん(40歳・女性) レース前のフォーム矯正 B.小久保さん(44歳・男性) レース前のフォーム矯正 C.小島さん(28歳・女性) 猫背の姿勢矯正 D.濱野さん(36歳・女性) 首・肩の痛み E.岡田さん(26歳・女性) 肩こり・腰痛 F.Iさん(29歳・男性) 頭痛 |
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平沢直樹さん【 31歳・男性/ランニング障害 】2003&2004東京・荒川市民マラソン連覇 フルマラソン大会には100回以上の出場経歴を持つ平沢さん。ベストタイムは2時間21分42秒。北海道マラソン中継で「のり子大好き」の愛称で親しまれる彼は、2004年ホノルルマラソンで男子総合10位の実力の持ち主。彼のランニングにおける一番の悩みは、バスケ部に所属していた中学時代によく捻挫したという右足首の持病です。右脚と左脚のストライドが極端に異なってしまうなどランニング・フォームには悪影響をもたらし、身体の左右バランスが崩れることからいつも右半身ばかりがランニング障害で悩まされるそうです。 症例 : ランニング障害以前、NAHAマラソン大会(沖縄県)出場の際に、レース中に発症したふくろはぎの肉離れふくらはぎの炎症部分(赤み)がはっきりと確認できます。このような腫れを何回も繰り返すと、最悪、踵骨(かかとの骨)が変形していまう場合も有り、切除手術を必要とする場合もあります。 故障につながる恐れがある、現状のフォーム(姿勢) ではなぜこうなってしまったのでしょうか? 平沢さんは、中学生の時に右足首を捻挫。以後、右足の着地に違和感を覚えながら走り続けていました。しかし、右足をかばいながら走り続けるうちに、 @.右足が左足より前に出づらい A.右の手の振りが左手より後ろに振れてしまう B.@Aにより生ずる左右の脚の極端なストライド差 C.首(あご)が前にでてしまう というような、マラソンでタイムを狙うためには不都合なランニング・フォームが身についてしまいました。また、右半身に負担がかかるフォームは、右足底筋膜炎・右アキレス腱痛・右ふくらはぎ肉離れ・右膝の痛み・右股関節炎・右脇腹筋膜炎…etc.というように、右半身を頻繁に故障してしまう結果に繋がったことから、ランニング・フォームの崩れをここ数年気にしてました。 写真で見る左右のフォーム(姿勢)のアンバランス 上の写真で見られる左右の股関節や骨盤のアンバランスを解説すると、 フォーム@.右足の着地が足全体に乗らずに外側に乗ってしまう ランニングにおいては、足の裏全体で着地して蹴り上げる際、足の親指で蹴り上げる ことでフォームの安定感をつくります。外側重心では上体が不安定になります。 フォームA.右膝の上がり具合が悪い⇒骨盤(仙腸関節)の可動域の低下 ランニングにおいては、右膝が上がるとき(振り出すとき)に右骨盤が前に出ることで 推進力がかかります。右膝の上がりが悪いために、その代償運動として右肘を左肘 よりも深く振らないと推進力がかからなくなります。 フォームB.体幹のひねり具合(左右バランス)が悪い ランニングにおいては、腕の振りは体幹のひねりによって決まります。体幹のひねり 具合(左右バランス)が悪いのにも係わらず、肘を直角にすることを意識して無理に 腕を振っていると、腸腰筋や腹斜筋を痛めてしまいます。平沢さんの場合、寒くなると 関節の周りの筋肉がいっそうかたくなってしまうために、「寒いとどうも脚がスムーズ に動かせなくて、エンストを起こした車みたいに走りがガクンガクンとなってしまって とても走りづらいんです。」と気にされていました。 関節が引っかかっている状態でストレッチをやっても逆に筋肉を傷めてしまう場合があります 多くのランナーがストレッチによる故障予防を心がけていますが、必ずしもストレッチをすることが好影響をもたらすとは限らないので注意が必要です。平沢さんの場合も、ストレッチで身体を痛めてしまった経験がこれまでに何度かあったそうで、「ウォーミングアップやクーリングダウンのときのストレッチをするのをやめてから故障が減った。」という体験談もうかがっています。また、身体の歪みは日常生活においても腰痛や膝の故障、頭痛に影響を及ぼす場合があります。 ※ 上記「体験談」のリンク先は、平沢さんの個人サイト内でストレッチについてのコメントが記述されているウェブ・ページです。 整体による施術例 : ランニング障害整体施術病院(整形外科)では、痛めた患部に対しての局所治療を行う事を主として治療していますが、整体では、痛みの原因となるフォームのアンバランスを改善することを主として、体全体の歪みの矯正をサポートしています。そのため、平沢さんへの施術内容・方法につきましても、先述したフォーム@〜B部位への局所的な施術とは必ずしも限りません。 例えば、「首関節の歪みが、骨盤の歪みを誘発し、その骨盤の歪みが悩んでいる足の故障を引き起こしている」というケースは少なくありません。この例えの場合、足の故障部位に対しての局所的な施術だけにとらわれず、関連のある首関節や骨盤のアンバランスに目を向ける必要があります。つまり、「フォーム@の施術=施術@ フォームAの施術=施術A」 というような図式には必ずしもならないことをご理解・ご了承ください。様々な故障やフォームの歪みは、その部位のみで独立した「点」ではなく「線」でつながっているのです。 平沢さんが2005北海道マラソン大会出場前に受けた整体施術 写真 : 無痛関節整体で股関節と骨盤の関節可動域の矯正 股関節、骨盤の仙腸関節が固いため、左膝と比べると右膝の上がり具合がスムーズではありません。そのひっかかりの状態を整体施術で取ることでフォームを改善します。 写真 : 無痛関節整体で後頭骨と頚椎1番の矯正 上半身の安定感を司っているのが首ですが、首にひっかかりがあるために顎をスムーズに引けません。そのひっかかりの状態を整体施術で取ることでフォームを改善します。 フォームのバランス改善は、故障予防とタイムの向上につながります。整体院はつらつでは、平沢さんが自己タイムの向上や順位で満足できるように、寒さで関節の周りの筋肉がよりかたくなる冬季には温熱療法も加味するなど、整体によるフォームの改善サポートに努めています。 ※ システムはこちら → 当院のシステム |
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